マルチリンクサスペンション

BMW初のマルチリンクサスペンションの装着によって、高速向きのセッティングなのに中低速域のアンダーステアも開くすることに成功している。ワインデイングロードでも、楽しさが味わえる八イスピードスポーツカー。中低速域でのハンドリングを犠牲にせず高速域の安定性を高めたというBMW最新のスポーツクーペ。車高は750iLより60mmも低くなっているから、コーナリング性能がかなり高くなっているハズだ。1989年に姿を現わした850iだが、その発売は1990年夏になりそうだ。というわけで、ぼくもまだ試乗したことはない。しかし、BMWドライバー・トレーニング西ドイツ本校の校長先生であるプライテンブッフ氏が試乗した印象では、低中速域では今までのクルマと変わらないが、高速域での安定性が飛び抜けてよくなっているということだ。彼の言う高速域とは、日本では超高速域になるだろうが、新しいリァマルチリンクサスペンションが効果を発揮しているのだと推測できる。850iで注目すべきは、やはりこのマルチリンクがどのようなハンドリングをもたらすかである。そのひとつとして超高速域での安定性の向上が判明したわけだ。さらに、彼の言葉の中には大事な事柄が入っている。低中速域では変わらない、という部分だ。高速域で安定性を増したセッティングでは低中速域ではアンダーステアが強くなり楽しいクルマではなくなる傾向があった。古くなった車、高く売りたいなら、←まずはこちらをご覧ください。

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